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年 月 日

山 名

標 高

2.5万図

天 気

当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

形態

同行者

2002 4/10

取立山
とりたてやま

1307.2m

北谷

黄砂・薄曇

16.2℃---6.8℃
(-0.5 +0.1)

ツボ足
ダブルストック

静御前

行 程
福井市出発730====福井県勝山市北谷東山いこいの森(標高680m)830〜845----夏道登山口915〜925-----取立山1135〜1310----こつぶり山1340----大滝1515----夏道登山口1610----東山いこいの森1650
                          ●周回 ほぼ夏道 休憩時間含む ●出合った登山者 0人

国道157号線から東山いこいの森への道路には通行止の標示。標示を無視して除雪してある いこいの森まで上がる。
石川ナンバーの車が1台ある 林道をショートカットして30分で夏道の駐車場の登山口に着く。尾根コースから大滝に下るコースとする。静御前さん早速フキノトウを見つけて 帰りに摘んで帰る事で目星を付けている。尾根に取り付く急登のジグザグの雪道を上がれば緩やかな稜線歩き。辺り一面雪上にブナの木が 残雪登山の素晴らしいさ楽しさを充分堪能しながら登る。山頂手前で山頂の左に白き白山が初めて見せてくれる 黄砂の影響でぼんやりしていた。石川ナンバーの人は(足跡を見ると2人)山頂で昼食した気配がない こつぶり山の方に足跡が付いている。風は無く軟らかい陽射しのなか僕達は山頂で昼食。雪上を好きなように歩きこつぶり山に着き ここで白山とはお別れ 充分眺望して下山にかかる。 所々夏道の地肌が見える稜線を下る。14時30分 取立山頂に向かう1人の姿が見える。
稜線から谷に入ると積雪は多くなる 雪は腐り登山靴1ヶ分沈む 歩き難くなってきた。大滝の上の右の谷のスノーブリッジが崩れている 石川ナンバーの人が落ちたのであろう 真新しい滑り落ちた跡が付いている 3mの落差がある。
怪我はなかったのかな。僕達は気を引き締めて慎重に大滝を通過したが まだ谷沿いの道は嫌らしい道の連続である。
足を滑らせば50mの谷底へ。雪は柔らかくステップ切っても崩れて足場の確保に難儀する。蹴り上げた登山靴の衝撃で底雪崩を誘発するのではないかと心配すると生きた心地がしない。緊張の連続で喉の乾きが増す ゆっくり休憩を取り進むことにする。やっと杉林に到着してホットした。大滝から夏道登山口に1時間費やしたことになる。
後で聞くと静御前さんこの様なスリルの所が好きらしいとのこと。目星を付けたフキノトウを摘みながら 東山いこいの森へ 石川ナンバーの車は既になかった。
アルバム 取立山から白山眺望 大滝 タチヤナギ(立柳) 他

  

〜静御前さんの手記〜
4月に入り二週続きの山です。第一週は、春の花がいっせいに咲き乱れた春爛漫の権現山。
第二週は春の残雪期の取立山。コースは逆だったけれど、3年前の5月、水芭蕉の時期に取立山に登ってます。
同じ山でも季節によって全く違う顔を見せてくれるのですね。今回はほとんどが雪の道でした。春の残雪はしっかりとしまっていて、楽に雪の上を歩くことができました。雪解けを待っていたかのように顔を出した“ふきのとう”。
あちこちで陽の光を浴びて光っている。“いわうちわの葉”。もうすぐいっせいに花を咲かせるのでしょうね。
頂上付近のなだらかな尾根歩きは特に素晴らしく、辺り一面の雪の白さと青空。360度のパノラマに夢を見ているような気分でした。山頂でまだしっかりと雪をかぶった白山が視界に入った時、今自分がここにいる事意外の全てを忘れてしまいました。写真も撮ったけれど、今この目に焼き付けておこうとずっと眺めていました。
下りは楽と思っていたら大間違いでした。大滝の所ではかなりのスリルを味わいました。下山後、そういうのも結構好きだなどと言いましたが、何も無かったからこそ言えたことです。今回の取立山はもっとも印象的な経験の一つで、いつもより長く余韻に浸っています。一つの山でもいろんな楽しみ方ができるのですね。また次が楽しみです。