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ランデムフライト初体験記   U-P@PA 

2003年11月19日 石川県尾口村 一里野スキー場

4月に開校した一里野パラグライダースクール 松原校長から何度か飛びに来ないかと誘われていた。しかし恐怖感が先に出てとっても飛べる気持になれない。パラグライダースクールのホームページ見ていると初トライの体験記や70才のおばあさん、子供も飛んでいるらしい。初冠雪の白山、紅葉の山々の写真見せ付けられると、よ〜し!飛んでみたい気持にかわりつつある。一ヶ月前に申し込んで気持の整理を付ける事にする。日が過ぎると恐怖感は不思議と薄らいできた。カミさんは平気のようだ。

そして当日がきた。青空で暖かい日になった。スキー場最上部に上がるゴンドラリフト11月上旬で運転終了。道幅の狭い林道を車で上がりスタート地点へ
風は無く吹き流しは垂れたままだった。そのうち風は吹きますと松原校長は自信たっぷりさすがホームグランドだ。

パラグライダーの機体を広げ、飛び出しの注意など講義を伺っていると谷から吹き上げる風が出てきた。最初にカミさんと校長がスタート、カミさんが出足に転んで失敗、2度目は上手く走り抜けて宙に浮いた。機体は上昇気流を探しながらスキー場を旋回している。

4分後、竹田さんから「心の準備は出来ましたか」と、竹田さんにとロープで繋がった僕は、平らな所を数歩横歩きで機体に風を受け機体が広がった時、上に引っ張られる状態を確認して、急斜面を一気に掛け下った。僕が前だから4〜5歩掛け下って足は宙に浮いている。5歩ほどまだ竹田さんは斜面を蹴っている瞬間、機体に引っ張られた二人は一旦沈み込んで宙に舞った。「トドが鳥になった」瞬間だ。(トド【海馬】僕の肥満体を家族はトドと云う)
機体に風を受ける音が僅かにするだけでフンワリと青空を旋回、まるでトンビが上空から獲物を狙っているが如く、制空権を支配している気分だ。
空中で機体に受ける風が僅かにするだけで竹田さんと大きな声を上げなくても会話は出来るので安心します。上空から写真も撮れました。竹田さんは「自分の足を入れて撮ると高度感がでますよ」とアドバイスしてくれる。スタート地点が標高1000mと同じ高さで上昇気流に乗ってホバーリング。今は上昇気流が弱く白山を見られる高度には上がれなかった。

校長とカミさんの機体は10分足らずでランディングに入っていた。後で聞くと乗り物酔いらしい。
竹田さんと僕は15分も鳥になった。さすがに喉はカラカラになって舞い降りた。
いや〜簡単に人間がトンビの様に飛べるものだと思った。夢が実現した。風を受けて上昇気流に乗れば安全なスポーツだと確信しました。
松原校長、竹田さん ありがとうございました。今度自力で飛びたくなりました。

こんなエピソードがあります。松原校長とは同年代。30才代前半、スキー、テニスで遊んだ。「30才過ぎてスキー、テニスでは今からどんなに体を鍛え練習したって世界に通用する事はまず不可能だろう」と、そして彼は「パラグライダーは世界と戦える」とパラグライダーにのめり込んだのでした。
「世界と戦える?」なんてもちろん冗談半分で聞いていましたが、4〜5年過ぎると見る見る実力発揮で日本ランキング1位の座を仕留めるのです。
日本代表で世界選手権数回出場しています。強靱な体力無くても風、気流を読む力が必要らしい。彼は少年の時、プロ棋士(将棋)を目指した事があって先を読む力があったのではと思うのであります。パラグライダーの著書も多く、パラグライダーを目指す人達の憧れの人です。


ダンデムフライト(松原校長撮影)

松原校長とカミさん飛び出し直後 左に中宮スキー場

フライト前の記念写真

パラグライダー広げて準備

フライトの講義を受ける

フライト準備良し

校長とカミさん

飛びながら

一里野スキー場と温泉街

間もなく着地態勢

校長撮影

着地(校長撮影)