戻る

年 月 日

山 名

標 高

2.5万図

天 気

当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

同行者
(敬称略)

2004 6/23

芦生の森
野田畑谷〜シンコボ(永谷山)

シンコボ
(永谷山)
811.4m

古屋
久坂

曇時々晴

30.5℃  19.6℃
(+4.4  +0.8)

燈の宗
文の宮
洋の宮

行 程
福井自宅出発530===北陸自動車道===今津経由====滋賀県朽木村生杉登山口(標高560m)735〜755-----------
地蔵峠825----上谷出合840----野田畑谷出合850〜920----野田畑峠1000〜1010----(若丹国境稜線)------シンコボ(永谷山)1110〜1130---野田畑谷入る1140----Y字形トチの巨木(昼食)1210〜1330-------------
野田畑峠直下1350----野田畑湿原1415----上谷出合1440----長治谷作業所跡(キャンプ場)1445〜1500-----
地蔵峠分岐1510〜1530----生杉登山口1600
                              ◆ほぼ往復 休憩時間含む ■出会った登山者 0人

芦生の森、生杉の登山口まで2時間5分、何度も通っていると前回より10分早く着くようになる。しかし2時間5分のドライブは遠くて長い。遠くまで時間かけて行く甲斐があるのだが・・・。
文の宮さん、洋の宮さんとも久しぶりの登山。登山と云っても高低差の少ない森歩き、芦生の森を是非とも案内してあげたい。両人ともゴム長は持っていない、前日に用意したとの事、雪国なのにゴム長を履かないのだろうか〜最近暖冬のせいだろうか〜といささか不思議なことだ。

生杉登山口への林道は21日台風6号で一ヶ所だけ土砂が崩れていた。通るには支障はない。先客は無く僕達が一番乗りだった。
ゴム長を履き地蔵峠まで林道を歩く。咲き終わったササユリが無惨な姿を見せている。コナスビの小さくて可愛い花が砂利道に這っている。ヤマツツジ一本だけ真っ赤に花を付けている。風は無くしっとりと汗が流れる。
地蔵峠を越せば丹後の国、芦生の森だ。風景はいっぺんして照葉広葉樹の森だ。そこには陽は遮られてヒンヤリとした空気が待っていた。実に気持ちが良い。峠から直ぐ沢の流れがあり水音が聞こえてくる。野鳥の囀りと原生林に入った実感だ。
枕谷は何時もより水量は多い、先日の台風の影響だろう。中山神社に手を合わせ無事安全を願う。上谷に架かる丸木橋を渡り上谷を溯る。上谷が広がった野田畑湿原への丸木橋を渡った所で一服。沢で顔、腕を冷やすように洗う。
緩やかな流れの沢の森に一度腰を下ろす。皆さんのリュックからいろんな「コビリ」が出てくる。あっと云う間に30分過ぎてしまう。

ここから野田畑谷に入るが踏み跡が見えない。谷に向かって笹藪を強引に進むと踏み跡に出会す。
目指す野田畑谷峠まで標高差約30mなのだ。野田畑谷は広くブナ・ナラ・トチの木の間を縫うように沢は蛇行して、あくまでも緩やかに流れている。町の喧騒から芦生の森に入ると時間が止まっているような錯覚にさせてくれる、実に雰囲気のある森なのだ。今日で7回目の芦生の森だ。

沢は左に折れ、真っ直ぐ進むと若狭、名田庄村に通じる670mの野田畑谷峠だった。沢から標高差3mぐらい上がった所。若狭の谷は急斜面、杉の植林地が広がっている。
福井県と京都府の県境、若丹国境をシンコボ811mヘ進む、標高差140m今までと違って登山の雰囲気、ゴム長ではグリップが効かなくて登り辛い。野田畑谷は国境稜線の間近に流れ若狭の谷は深く切れ落ちて対照的だ。

若丹国境から北の方に離れているシンコボ(永谷山)は福井県にある山なのだ。雑木で展望はない。
若丹国境に戻って源流から野田畑谷を下る。100m下るだけで最初の一滴と出会す。広葉樹の森は水をたっぷり蓄えているのだろう。
トチの巨木と出会う、下を見ると実を付けたばかりの葉っぱが散乱している、先日の台風のせいだろう。森の住人、シカ、
サル、リス達の大切な食料、秋には食料不足になるのだろうかと案じる。
沢水は伏流になり沢が現れた処で昼食にしようと下る。Y字形のトチの巨木の処が水量豊富だった。今日も平壌冷麺、氷でキュッと冷やした麺は歯ごたえあって我ながら実に旨い。火照った体を冷やすには十分だった。
ワインにビール、静かな森の中、気心知れた山仲間、至福の時なのだ。何時までも此処に留まっていたい気分だった。
帰りは気の向くまま脚の向くまま、沢に入ったり軟らかい土を踏んで充実感にしたって森を下ったのでした。

一服しようと広い長治谷作業所跡(キャンプ場)へ向かう、ところがジーゼルエンジン音がする。大型のマイクロバスが止まっているマイクロバスには美山町自然文化村の文字、芦生原生林ハイキングのお客送迎バスだ。静けさを求めて森に来ているのにこの騒音では一服どころでは無い。全く腹立たしい。
運転手が客席3席占領して昼寝中だった。体を動かさなけれは涼しいはず、此処は標高600m冷房かけるほどでもない
だろう。芦生の森は一般車は通行出来ない、排ガス、騒音などで森を守るためだろう。しかし公用車がこの様ではね〜。
美山町の世間離れした感覚はいただけない。燃費などと問題だ。


ジギタリス(ゴマノハグサ科)長治谷で

野田畑谷 蛇行する沢

野田畑谷 トチの巨木2本 足下に青葉が散乱

地蔵峠

上谷を渡る

野田畑湿原

野田畑谷

野田畑峠

若丹国境稜線から野田畑谷 源流部

シンコボ(永谷山)山頂

野田畑谷 源流部

トチの巨木

Y字形トチの巨木

平壌冷麺
(チャーシュ・キムチ・ラッキョ・シラガネギ・キューリ・氷)

野田畑谷を下る


↑マイクロバスには美山町自然文化村の文字

芦生原生林ハイキングの送迎バス
窓は閉め切りジーゼルエンジンを駆動しクーラーをかけて
運転手は客席3席占領して昼寝中だった。

長治谷作業所跡(キャンプ場)に大型のマイクロバス