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2.5万図

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当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

同行者

2005 6/1

籾糠山
(もみぬかやま)

1744.3m

鳩谷 平瀬


快晴

28.9℃  11.7℃
(+4.1  -3.8)

燈の宗さん
文の宮さん

行 程
福井市自宅出発730====北陸自動車道小矢部経由・東海北陸自動車道・白川郷IC====岐阜県白川村天生峠(あもうとうげ・標高1289m)1040〜1050---天生湿原1115---木平湿原分岐1125---木平湿原1215---カラ谷分岐1240------
籾糠山山頂1325〜1440---ブナの森分岐1505---水芭蕉群生地1530〜1540---カラ谷出合1600---天生湿原1605---
天生峠1630
                                ◆一部周回 休憩時間含む ■出会った登山者 14人



一昨年、昨秋と籾糠山を登ったが二度ともガスの山頂だった。毎年、天生峠は6月1日が冬期閉鎖が解除される。
昨年は災害復旧作業で天生峠へ車が通れるのが7月下旬になった。春の花を逃がしていた。

今朝7時前、白川村役場に「今日が天生峠開通ですね」と電話した。
担当者は「チョッと待って下さい、チョークボード見ます」数秒後「はい、今日開通と書いてあります」の返事。
早朝から電話に出てくれるのに驚いたり感謝したり。

早朝から用事が有って出発が遅いので北陸自動車道〜東海北陸自動車道で白川郷ICへ急ぐ。世界遺産の白川郷から国道360号に入ると鉄柵のゲートが閉まって通せんぼ。時計は9時10分だった、所要時間1時間40分。白鳥経由より1時間弱早く着く。

さて困ったぞ、取り合えずお土産屋の奥の喫茶店に入る。ところが白川郷のお寺の跡取りと学友だと燈の宗さんが云う。
お土産屋の主人が電話してくれて寺の若様が飛んで来てくれた。20数年ぶりの再会だそうだ。
若様は役場に電話してくれる。只今、車道パトロール中で12時頃ゲートを開く予定とかの曖昧な返事、ながながと電話で話ししていると10時開通の返事だった。
(後ほど山頂で会った村の職員と山の保全に務めているボランティアのパトロールの人に顛末を聞いた。国道を管理している役所の偉いさんが高山市から黒塗りの車でやって来てゲートを開けるそうです。多分9時に高山市を出たのであろう〜と。
ゲートの前には登山者の車が10数台待機していたとの事。権威、縦社会の見本だ!道路脇には旧・河合村への通り抜けは出来ません。天生峠までは通れるの案内板)

中部地方道路情報提供システム◆←によると規制開始地点・白川村萩町、規制終了地点・天生峠。災害の為、終日通行止めとなっている。現地案内板では通れる、ネットでは通行止め、どうなっているの!!白川村と国道管理者間の話しが出来ていない。困ったものだ。これがお役所仕事だろう〜いい加減もはだはだしい。

時間があるので合掌作りの家並みを見物。丁度和田家が茅の葺き替え中だった、初めて見る風景だった。今は重機を使って数人での作業だ。以前は「結」の決まり事で村中総出で作業だったとか、古い写真を見ると200人ほどが作業に携わっている。

さて〜国道360号とは名ばかりの狭くてつづら折りを登って行くと天生峠、すでに10数台停めてあった。
入山料500円。秋の紅葉シーズンだけと思っていたが通年だそです。

前回2度のガスの日と違って今日は快晴しかも夏日になるらしい。歩き始めが標高1289m爽やかな風が通り抜ける。
眩い程の新緑、春の花盛り、今日がお披露目の花達、生き生きとして見て下さいと云わんばかりに咲き誇っている。
ショウジョバカマ、ミズバショウ、リュウキンカ、サンカヨウ、ツバメオモト、イチリンソウ、ニリンソウイ、キクザキイチゲ、カタバミ、ベニバナカタバミ、スミレ、モミジ、タムシバ、ブナなどと。今日の主役はミズバショウとリュウキンカ、これほど密生しているのは見たことない。

木平湿原手前にはブナの森、ダケカンバの森、ダケカンパの白い樹肌が初夏の陽を受けて輝いている、まだ新葉は芽吹いていないようだ。
一旦カラ谷下って本峰を目指す、所々残雪が現れ登山道を隠す、赤目印を追えば迷うことはない。
階段状の道を登り切れば山頂、御嶽が目に飛び込んできた。青空にクッキリとはいかないが頂きに雪の乗鞍岳から剱岳まで一望出来る。素晴らしい眺めだ。
振り返ると白山は猿ヶ馬場山1875mの肩に隠れて見えない。登る途中で望めるが。

名古屋から三名、村の職員と山保全の二人、単独行一人。早くゲートが開いてくればもっと綺麗だろうと残念がっている。
偶然か奇遇か巡り合わせか、今日は文の宮さんの誕生日。ワインにビールそしてケーキでお祝い。展望良し花良し幸せだな〜

山保全の人が下りはブナの探勝コースを奨められる。コースの整備と点検をして登って来たとの事だ。残雪が多いが赤目印付けて来たから迷う事はない。カラ谷出合手前にミズバショウ群生地があるからと教えて頂く。
山頂から降りて丸太のベンチを20m過ぎた所を左に微かな道がついている。アップダウンは無く緩やかな下り、ワインに酔った脚には持ってこいの道だった。ブナの森は西陽を受けて若葉がキラキラ輝く素晴らしいブナ回廊だ。

先行の文の宮さんが「おおぉ〜」と声をあげる。指さす左に視線を向けるとブナの森の中の湿地にミズバショウの群生。
2〜3日前に開花したような小振りのミズバショウだ。野球が出来るグランドの様に広大な群生地、見事である。
この素晴らしい群生地への案内板が無い、多くの人達は見ずに山から降りてしまうのであろう。なぜ案内板が無いのか不可解である。環境保全、自然保護、現状維持だろうか・・・。

ゲートのアクシデントが有ったが好天に花の数々、展望良し、素晴らしい時に出会ったものだ。



世界遺産 白川郷

茅の葺き替え中

ミズバショウとリュウキンカの登山道

ミズバショウとリュウキンカ

天生湿原の奥にある水芭蕉群生地

木平湿原ヘ

木平湿原

木平湿原から正面 籾糠山山頂

間もなく山頂

籾糠山山頂

山頂から槍穂連山

ブナとダケカンバ

カツラの巨木

ブナの森回廊

ブナ

ブナ