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年 月 日

山 名

標 高

2.5万図

天 気

当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

同行者

2001 4/18

藤倉山
ふじくらやま

643.5m

今庄

薄くもり

22.3℃---11.5℃
(+3.7  +3.3)

燈の宗 ビビアン

行 程
福井市出発835====福井県今庄町今庄稲荷神社下930〜940----新羅神社登山口(150m)950----カタクリ群生地955〜1010-----燧ケ城跡1025〜1040----最初の送電線鉄塔1105----広い尾根1125〜1140----2番目の送電線鉄塔1150----ピーク602m1200----藤倉山山頂1215〜1355----下の宮分岐点1415----ピーク271mへの分岐点1450〜1500----沢渡る1505----御神燈1550〜1600----白髭神社1615----町内散策----稲荷神社下1650
 ●新羅神社---藤倉山---下の宮分岐---白髭神社 周回コース 途中休憩時間含む ●出会った登山者 2人

 昨年お客さまから「藤倉のカタクリも良いぞ」と聞いていた。丁度4〜5日前テレビで藤倉山の珍しい真白いカタクリの花の放映があったのと、燈の宗さんとビビアンさんは今年の初登山と云う事で手軽な藤倉山にする。僕も藤倉山は初めてだ。
 今庄の稲荷神社下に丁度商店の駐車スペースが在った 今治商店のお方にお願いしますと「どうぞどうぞ お気をつけて行ってらっしゃい」と言葉が返ってくる ありがたい。身支度していざ出発すると今度は右隣の川崎書店の老夫婦が出てきて「稲荷神社からも行けるが道が荒れているから新羅神社の方がいいですよ」と町内観光のパンフレットも手渡してくれた。
今庄の人達の暖かい人情に感謝して新羅神社に向かったのである。新羅神社で御手洗の神水を口に含んでいると床屋の白衣を着けたおじさんが来て真白いカタクリの花はここに有るよと神社左手の斜面まで案内してくれた。そこには薄紫と明らかに違って真白い花が2株自生していた 僕は白いカタクリの花は初めて見る。「県内はもとより関西からもカメラ手にして見えるよ」と床屋のおじさんが言っていた。またここでも厚い親切心にふれた。
 山から下りて『今庄の人達の心の大きさは何だろうか?』と考えこんだ。今庄は昔、北国街道の宿場町と栄え、旅人を暖かく迎えるのが習慣となり現在の人々に代々伝えているのかも知れない。今庄でなくても30〜40年前の日本はこのようで在ったような気がする 現在の競争・出世・拝金主義・スピード社会・戦後の教育が壊してきたのだろうか・・・今、今庄には以前の良き日本が残っている。
 さて山に戻って 神社裏手の急斜面はカタクリの群生地 ここ1週間ほど降雨がないようで幾分くたびれて見える もう盛りは過ぎたようだった。急登にビッショリ汗かいて燧ケ城跡に上がれば今庄の町が見おろせる。ここでTシャツ一枚になってタムシバ・ヤマザクラ・ヤブツバキ・マンサクを見ながらゆったり進む ピーク602mからは若い木の若葉を付けたブナの森が続く ブナの幹が白いので森の中は明るい 気持ちの良い尾根稜線だ。反射板のある藤倉山に2時間25分もかかてしまった いつものペースか。
 昼食すんだ頃 単独のおじさんがスーパーのビニール袋下げて登ってきた。僕達より離れてサンドイッチと缶コーヒーで昼食とりはじめた 今年初めて登山者に出会った人だった。「どちらからですか?」と声をかけると「福井から」と返ってきた「あなた達は?」と返してきた。単独の人から尋ねてきたら会話してもよいと云うOKのサインだ。話しは弾んで昭和11年生まれ 僕より丁度10歳上 若い頃は南アルプスに憧れて何度かテント担いで行かれたとか 別山千振尾根で熊と出合った話しとか 最近腰を痛めて身軽に低山を単独で土日避けて平日の静かな山を楽しんでいると言ってた。
 帰りは下の宮コース 北斜面なので残雪が所々急斜面の登山道を覆っている 慎重にステップを切って下る この下りの登山道も素晴らしいブナの森だ メインルートから外れているせいか道の整備はない 2ケ所ほど不明瞭な所あり 白髭神社に出て今庄に下りた。白髭神社境内にもカタクリの花が咲いていた。町内を散策 地酒と梅肉を買って車に乗込んだ。藤倉山の山といい 出会った人達の素晴らしさに感動した一日だった。
アルバム 白いカタクリ イカリソウ アズマイチゲ ヤマエンゴサク タムシバ ヤブツバキ アブラチャン 他