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年 月 日

山 名

標 高

2.5万図

天 気

当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

同行者

2005 9/28

銚子ヶ峰
(ちょうしがみね)

1810.4m

二ノ峰


曇のち晴

25.7℃  16.8℃
(+1.2   +0.8)


行 程
福井市自宅出発425===九頭竜道の駅510===県境525===岐阜県郡上市石徹白登山口(標高950m)555〜630------
石徹白の大杉640----登山口から2km地点740---おたけり坂750----雨やどりの岩屋755----3km地点810----
神鳩避難小屋820〜840---4km地点855----母御石910----5km地点933----銚子ヶ峰935〜1020----4km地点
1050----神鳩避難小屋1105〜1120----3km地点1130----雨やどりの岩屋1150----2km地点1205----1km地点
1235----石徹白大杉1250〜1310----登山口1315
                                  ◆往復 休憩時間含む ■出会った登山者 3人



休みの日は義母の世話をしなきゃなりません(カミさんだけですが)夕方までには帰らなくてはならない。先週同様夜明け前の出発になる。
銚子ヶ峰は山登り始めた頃から何度か計画立てていた。しかし悪天や道路通行止めなどでなかなか実現しない。待ちに待った山なのです。初めての山は好天の時に登りたい、今日は雨の心配はなさそうだ。

白鳥経由で登山口まで行けるのだが三国湊に注ぐ九頭竜川の支流石徹白川を溯って行きたい。
和泉村朝日から石徹白川沿いの県道、県境手前は山と石徹白川が迫って崖崩れ多発地帯。年中工事の所。
今年は7月末通れるようになった。

以前の大野郡石徹白村は越前(福井県)の国だった。昭和30年代半ば、住民の願いで美濃(岐阜県)へ越県編入した経緯の記憶がある。県境付近の難所がネックだったのであろう。豪雪地帯だから尚更でしょう。
以前の県境はP1784〜銚子ヶ峰〜丸山〜芦倉山〜天狗山〜大日ヶ岳〜水後山〜桧峠〜毘沙門岳の稜線で九頭竜川流域と長良川流域の分水嶺だった。日本海と太平洋分ける本州の屋台骨である。今の銚子ヶ峰は岐阜県の中に納まっている。

夜明け前の道路は前を走る車は2台だけ、国道158号は飛ばし放題。さすがに和泉村朝日から石徹白川沿い道路は慎重に通り登山口まで83km1時間30分だった。早起きは三文以上の価値がある、実感しますね〜。
石徹白川沿いの道路脇には渓流釣りの車に、河原にはテントも張ってある。10月から禁漁になるので今年最後の釣りを楽しんでいるのだろう。渓流釣りを始めた頃(昭和40年代)この川によく釣り糸を垂れた、大物が掛かった憶えがない。
今は放流しているのだろうか。

東屋で朝飯を喰らい白山美濃禅定道(白山長滝神社起点から桧峠〜石徹白中居神社〜銚子ヶ峰〜別山〜白山最高峰の登拝路)に入る。
「大杉まで360m、420段登る」の標柱。川原石で出来た階段は思っていたより急でなく登り易い。登り切ると大杉が正面に聳える。この大杉も上部主幹部はなく下部の主幹だけになっている。帰りにゆっくり見物しいて行こう。

登山道両脇は綺麗に刈り払われて気持ちが良い、朝露にニッカを濡らす事はない。周りの山は標高1200m位までガスが降りている。晴れる事を願って腐葉土の優しい緩やかな道を進む。おたけり坂の急坂を登り切ると雨やどりの岩屋。この坂を過ぎるとまた緩やかな道になる。標柱は登山口から1km毎にある、親切な道である。

平成13年、建て替えた神鳩避難小屋(標高1560m)で一服。石造りの小さな神鳩の社が有り、ここから前衛の頂きが見えるはずだが一向にガスは晴れない。

ここのブナも多くの実を付けている。ブナ、ナラの森を抜けると、何と何と幸運な事にガスが動き始めた。稜線上に大きな岩が4つ何とも不思議な母御石、伝説がありそう。笹が現れ登山道にはリンドウが咲きナナカマドの真っ赤な実を付けている。
目指す山頂の方面だけガスは切れ青空が覗く、草原の頂きが見えてきた。緩やかな草原は日射しもあってスキップもしたくなるルンルン気分だ。しかし県境の願教寺山、よも太郎山、薙刀山は中腹までガスの中。

5kmの標柱から数分で山頂に立つ。ここで初めて三ノ峰が見える。別山の頂きはガスが動いている、間もなく頭が見えてきた。急いでシャッターを押す。ものの10分も経たない内に銚子ヶ峰にもガスの中に入ってしまった。
僕達二人の為に山頂到達を待っててくれたのかと思ってしまうほど神がかりの出来事だった。まだ運から見放されていないようだ。
握り飯2個食べてもガスは晴れそうもない。降りましょう。名古屋の男性2名が登って来る、始めて会う人だった。
下に行くほど日射しある。リンドウ、キンミズヒキ、キクの仲間、ブナの実、ナナカマドの実、タムシバの実、ツリバナの実を撮り、マイズルソウの実は真っ赤なジュースのようで甘くて美味しい。

大杉で数枚撮って一息。「今冷泉社跡」があり、養老元年創建。菩薩像は明治40年5月3日、白山中居神社に合祀と記してある。

登山口の清水でピーマンを洗っている人がいる。今夜神鳩小屋、明日は三ノ峰小屋で泊まり写真が目的の事だった。
降りても山は雲が掛かっている、なかなか晴れない日だった。さすが白山美濃禅定道、緩やかな道は今でも多くの人達が行き交い歴史を感じます。季節毎に登りたい銚子ヶ峰だった。
帰り白山中居神社を見物、ここにも見事な杉が数本あり驚きます。





特別天然記念物
石徹白のスギ
「石徹白のスギ」は、高知県の「杉の大杉」とともに日本を代表するスギの巨樹である。
推定樹齢約1800年、目通り13.1m。
昭和32年7月2日、国の特別天然記念物に
指定された。
伝承によれば、白山を開いた泰澄大師の
杖がこの大スギになったという。

平成8年8月
白鳥町教育委員会


〜案内板より〜
下山に撮影

泰澄大師(682〜767)
泰澄大師生まれてから1323年
樹齢1800年では計算が合わない
やはり伝説の人だろうか〜

石徹白の大杉

母御石

草原の山頂部

山頂展望 手前から黒のピーク県境P1784m・一ノ峰1839m・二ノ峰1962.3m・三ノ峰2128m・別山2339.4m

ダケカンバ

ナナカマドの果実

ツリバナの果実

タムシバの果実

登山口の東屋と奥の建物は公衆トイレ

色づき始めたブナ

山頂記念写真

石徹白上在所 白山中居神社