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年 月 日

山 名

標 高

2.5万図

天 気

当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

同行者

2003 10/8

青葉山
あおばやま

693m

高浜 青葉山
東舞鶴

曇後快晴

22.6℃---11.3℃
(-0.1  -2.5)

燈の宗
ヴィヴィアン
千の宮

行 程
福井自宅出発700====福井県高浜町中山 青葉山青少年旅行村登山口(標高120m)925〜940---高野コース分岐1015---NHKテレビ中継所1040---展望台1050---祠1100---東峰(693m)1145〜1200---
西峰(692m)1235〜1440----鳥居1545---松尾寺(京都府舞鶴市松尾)1605〜1635---車道歩き---今寺1700====青葉山青少年旅行村1720                            
                           ■周回コース 休憩時間含む ■出会った登山者 1人

青葉山に登ったのは1979年6月、敦賀在住の時だった。この頃の山日記帳を無くして仔細が判らず、しかも写真も撮ってないのである。微かな記憶では高野からの往復だったと思う。その頃、中山の青少年旅行村は無くて登山道も無かった。帰りに車で回って松尾寺を参拝しのだ。

風の通り道だろうか若狭の空はなかなか晴れのである。高浜町青戸から見る、若狭富士と親しまれている青葉山は灰色の曇空から端正な富士の形を成している。まわりの山は特長有る姿ではないから尚更のこと、海に浮かぶ様に見える山姿は実に美しい。
3時間はかかるだろうと思っていたが2時間25分で登山口の高浜町中山寺近くの青少年旅行村に着いた。

若い管理人に登山口を聞いて杉林の中に入った。登山道は軽重機で造ったのであろう幅広く、登りが増すと丸太の階段は優しく歩き易い。紅、白のミズヒキが登山道を賑わしている、僕達メンバー4人の晴の日を祝ってくれているかのようだ。10分も歩くとそれぞれベストや長袖シャツを脱ぎだす。また10分歩いてまだ暑いとTシャツ一枚になったり
して先が長いのに歩みは遅れがち、女性陣のしゃべりっぱなしの登山だ。静かな山に大笑いの声がこだまする。
青葉神社の神様も呆気にとられていることだろう。でも千の宮さんから真面目に問題提起「人生三つの坂がある、上り坂・下り坂 もう一つの坂は何でしょう」と。

NHK・FBCテレビ中継所過ぎて1時間10分でやっと展望台だ。曇空に大島半島が灰色の穏やかな海に横たわっている。
Tシャツが汗で濡れた頃、東峰に着いた。ビビアンさんから頂いたリンゴジュースはジャーベット状で熱くなった体を冷やすのに十分だった。北側の海は展望は無く南の方は東西に延びた若狭の幹線、国道、高速道、鉄道が見渡せる。
東峰から西峰の稜線は青葉山の見せ所、ヤセ岩稜を渡り、大師洞の大岩を潜ったりロープあり梯子ありでアスレチックのように面白い所だ。梯子の所で老人と出会った奈良から昨日小浜に泊まって松尾寺から登って来たそうで青葉山はいい山だな〜と言っていた。

西峰に着いた頃、雲はいつの間にか無くなり快晴の秋空になっていた。山頂から眼下に内浦湾が箱庭のように美しい。
昼過ぎてもう登って来る人は居ないだろうと神社前に陣取って昼食だ。冷えたシャンパンにワイン、ビール。早朝から作った弁当が並ぶ。定番の鍋と豪華な昼食になった。陽は西に傾き始めそろそろ重い腰を上げましょうか。西峰に2時間お邪魔したことになった。
西峰から松尾寺への下りは急坂、アルコールの成いもあって尻餅を幾度か突いて下り降りたのでした。

松尾寺は平日でも多くの参拝者で大にぎわい。風格ある山門をくぐり本堂を見上げると一般的なお寺の形ではなくどことなく中国風の建物の感じがする。寺の人に伺ったところ、「唐の僧 威光上人」が建立したとか、なるほどと思う本堂であった。
ビビアンさん千の宮さんとも有職主婦、年頃のお嬢さんもいらっしゃる、時間をかけてお参りしているのが印象的だった。残念なことにカメラの電池切れ、松尾寺の写真が無いのが惜しい。

さて、駐車してある中山の青少年旅行まで車道歩きが待っている。西日を背に受けて舗装した車道を歩き、今寺の神社前が三叉路、どちらの道か迷った。その時、おばさん運転の軽トラが来た。道を尋ねると「乗りなよ 畑仕事から高野に帰るのだから、ここで出会ったのも縁だから」と、里芋、赤ズイキ、甘藷、隠元豆、京野菜の万願寺とうがらし等と荷台はいっぱい。手際よく積み上げてスペースを作ってくれた。
僕は助手席でおばさんの話を聞く事が出来た。還暦を過ぎたばかり、作物は舞鶴の市場か高浜の道の駅に卸すそうだ。
孫は10人、新築したばかりの大きな、おばさんの家の前を通り過ぎて青少年旅行村まで乗せて頂いた。
歩けば1時間かかるだろう、ありがとう米谷ヨシコさん。

青戸園の敷地後に最近出来た、道の駅「湯っぷり」で1時間汗を流す。磯の香りのする露天風呂から青葉山が月明かりで裾野を広げた美しい稜線をいつまでも眺めていた。
歴史の深さ、信仰、孤高、山姿、登山の面白さ、大きなブナとモミの木、若狭の名山である。


西峰山頂と青葉神社

西峰から内浦湾 右端(白いドーム 関西電力・高浜原子力発電所)

西峰

西峰から今寺、高野集落

東峰から西峰への稜線の岩場

東峰の神社

西峰

西峰 青葉神社