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年 月 日

山 名

標高

2.5万図

天 気

当日福井市の
最高気温と最低気温
〔 〕は平年値+-

同行者
(敬称略)

2006年11月8日

鈴鹿 
朝明〜根の平峠〜コクイ谷出合〜佐目峠への谷〜支尾根〜イブネ〜佐目峠〜杉峠〜
雨乞岳〜武平峠

イブネ 1160m
雨乞岳 1237.7m

御在所山


快晴

17.4℃ 7.5℃
(+0.1  -0.5)

燈の宗
 和たん 

福井市自宅出発500===関ヶ原IC===武平峠810===三重県菰野町朝明渓谷伊勢谷出合登山口(標高520m)840〜850---
根の平峠935〜945---上水晶谷出合1020---コクイ谷出合1035〜1045---佐目峠への谷入る1135---支尾根取り付き1140---
イブネ、イブネ北端1225〜1330(南西支尾根に入り込み40分ロス)1410---佐目峠1425---杉峠の頭1430---杉峠1440---
雨乞岳1515〜1520---東雨乞岳1535---武平峠登山口1745
                                       ◆縦走 休憩時間含む ■出会った登山者 3名



先週、水曜会でお金明神、大瀞を通って根の平峠から朝明に下った。根の平峠の手前、滋賀県側に登山道とも思えない石敷きの道が峠まで一部で有るが残っていた。炭俵を担いで通った道だろうが是は立派な古道に違いないとネットで調べて見ると、信長も通った街道であることが判った。近江の甲津畑から杉峠、根の平峠を通って伊勢の千草に通じる千種街道である。杉峠直下には御池鉱山も有ったとか。
御池鉱山には数百名が住んで学校も神社も有り、今は石垣だけが残って全盛期の様子が伺えるらしい。居ても立っても行かねば成らない興味津々です。それで先週に続いて朝明渓谷へ車を走らせるのです。

寝る前からも起きてからも水をたくさん飲む体質なのです。そんな訳で僕は人様より朝方は小便が近いのです。いなべ市の国道306号は田園の中の国道、コンビニは無く用を足すには困る国道なのです。
もう〜我慢出来ず、田圃脇に車を停めて先週登った羽鳥峰を見ながら用を足してチャックを上げようとしている時「shonさぁ〜ん」と可愛い女性の声がかかるのです。一部始終を見られたなぁ〜と振り返ると「和たん」ではありませんか。驚きましたね〜まさかのまさか!
僕「今日は小秀山ではないの〜」
和「皆さん都合が悪くて取り止めになったの〜」
僕「今からどちらの山へ」(見るからに登山スタイル)
和「イブネ」
僕「登山口は?」
和「朝明」
僕「僕も朝明から杉峠を通って雨乞岳だよ」
和「じゃ〜朝明ヘ行きましょう」
僕「付いて行きます」
(裏道を通って走る、後を追う。山中で車を止めて)
和「あっ!道間違えた!」
僕「あれ〜まぁ〜」
和 おもむろにネットの山行記録地図をだして「イブネ登って雨乞岳へ行きませんか、2台有るから1台武平峠に置いて。
  行程長いし、日は短い。ヘットランプ持っている?」
僕「持っているよ」
和「御池鉱山跡、通らないけど」
僕「次回の楽しみにします」
一日で2座、一日で二度美味しい〜即断実行だ。鈴鹿の山々を知っている和たんこそのプランだ。

武平峠に1台置いたのは8時10分。
朝明の駐車場から和たん「歩くの面倒だから」とさらに奥に進み伊勢谷の出合、根の平峠の登山口へ。車道脇の空き地に留める事が出来た。15分の歩きと駐車料金500円の儲ケモン。

こうしてハプニング、予想外の登山の始まりです。和たんと最初に出会ったのは昨年の6月、籾糠山山頂でしたジオンさんもご一緒でしたね〜。その日も燈の宗さんも同行でした。その時も快晴の日でした。今日も素晴らしい快晴の日、相性が良いのでしょうか。
11月にしては寒くもなく暖かい日、風も無く穏やかで木々は落葉しつつ森の中は先週よりも明るく感じます。

根の平峠の滋賀県側は緩やかな斜面、此処にも人が住んでいたようで石垣や炭焼き窯の跡があります。その緩やかな斜面は細い灌木にススキの原になっています。このから先は未知の道。千種街道ワクワクします。杉の巨木が一本立っている脇を通り上水晶谷、コクイ谷へと進む炭焼き窯の石垣の跡がたくさんあります。朴の木の葉が一面埋め尽くしている朴の木平と言いたい位の森です。
コクイ谷で老人一人写真を撮っていた。鈴鹿の山に精通されているようで色んな話しをしてくれます。もちろんイブネの事も。

和たんのネットからの地図はコクイ谷出合から直ぐの尾根に取り付いているようだが何せ縮尺が小さい。あの尾根かな〜この尾根かな〜と探していると目印なんて見当たらない。そうする内に杉峠へと高度を上げて行く。「佐目峠・東芝山岳会」の小さな標識。佐目峠の谷を詰めて行った山行記を以前読んだ事があった。
佐目峠への谷に入ろう〜目印は付いてある。谷にはまだ日射しがない暗い感じで、右手の明るい尾根に取り付いた方が増しだろうと支尾根に上がる。獣道だろう鹿の糞が所々ある、その獣道に人の踏み跡が薄く感じられる。下草は全く無い、ブッシュをかき分ける事はなく登り易い、鹿が食い尽くしたのであろう。主稜線下は見事な程に葉を落とした素っ裸のブナの純林。GPSなんて持ち合わせてない、2.5万図で見当付けて登って行く、さてどの辺に出るだろう〜。思い描いた通りだとたまらなく嬉しいものだ。イブネの台形が目に飛び込んで来た。
予想通りピッタリ、イブネの標識は目の前に有った。

この好天で展望は素晴らしい、先ず白山を見るのです。冠雪の白山、そして北アルプス、乗鞍岳、一際大きな御岳。比良の山並みも琵琶湖も見えます。
イブネは広大な山頂台地、何て素敵な処だろう〜下草は芝生を引き詰めた様にまるで芝生の広場と言ったところ。一段下がった北の台地には空身の男性が散策している。イブネ北端から戻って長居は出来ない25分で昼食にしよう。北の台地に居た男性に「杉峠まで30分で行けますね〜」と聞くと「まぁ〜そんなもんでしょう」と。
急いで腹に詰め込んで佐目峠へ、標識はなく踏み跡を辿って急な斜面を下って行くと左手前方に佐目峠が見える。あれ〜尾根違えた!
イブネ山頂の標識まで戻るのです、40分ロスしてしまった。この40分が後々までひびくのです。好天にもかかわらず尾根を間違えるのでガスの時は要注意です。

尾根を外さないように佐目峠へ高木はなく広々とした峠、先に進むと西陽に照らされてブナの幹の影が長く伸び素っ裸のブナの森も素敵だった。杉峠頭を通り杉峠に出た。峠には大杉が一本立っている、主幹は枯れて主幹に負けない程の枝幹は青々とした葉を付けて元気に立っている、何とも不思議な大杉だろう。

さて〜峠から雨乞岳への急登が始まる、長時間歩いただけに辛い登りです。振り返れば白山が先ほどよりも西陽を受けてハッキリ見えてくる。背丈ほどの笹の道、雨乞池を通れば直ぐ山頂だった。御在所岳、鎌ヶ岳が対峙して未知の奈良の山々が見えます。
東雨乞岳への稜線は展望街道、素晴らしい道が続く、秋の日は釣瓶落とし先を急ごう。武平峠への道は和たんが良く知っている。
これがなかなかの道、常に足下を確認しなければならない厄介な道、夕闇はせまり5時15分ヘッドランプを付けるのです。
武平峠間近で陽が沈んで空を赤く染めていた。

和たんの車に乗り鈴鹿スカイラインを下る、ヘアピンカーブをスピード落とさずにカーブを曲がるテクニック、ただ者ではない和たん。
年間3万km走りさるドライブテクニックだ。恐れ入りました。

今日の山行は「立ち小便」発覚事件が起源。ハプニング、予想外の出来事。実に素敵な充実したイブネ、雨乞岳でした。
和たんありがとう〜。

先週、和たんに教えて貰った、阿下喜温泉「あじさいの里」に浸かりスッキリしてロビーに出てくると「shonさぁ〜ん」とまたも呼ぶ女性の声、何と和たんではないか〜僕「どうしたの〜」(温泉に入った気配なし)和「shonさんの車に免許証、財布の入っている小物入れ忘れたの〜」とのこと。最後の最後までハプニングが続くのでした。



根の平峠付近 滋賀県側の千種街道

神崎川 コクイ谷出合
杉峠へ

トチノキの巨木

雨乞岳

佐目峠への谷から支尾根を登る

支尾根の素っ裸のブナの森

支尾根を登り切って振り返る 御在所岳 鎌ヶ岳

イブネ 平らな山頂

イブネ北端へ向かう

イブネから根の平峠 国見岳 伊勢湾

イブネ山頂

佐目峠付近のブナの森

杉峠間近

杉峠 千種街道

雨乞岳の登りから

雨乞岳の登りから

雨乞岳山頂から 御在所岳 鎌ヶ岳

東雨乞岳ヘ

武平峠手前で夕暮れ